リサイクル

販売できなかった衣類は、故繊維業者の選別工場で仕分けされ、リサイクルに適した素材のものがリサイクルされていきます。またガラス・陶磁器、携帯電話、天ぷら油のリサイクルの取り組みも2010年から始まりました。
衣類のリサイクル
販売できなかった衣類は、故繊維業者を通して、古着として海外輸出してリユースされていくほか、ウェス(工業用雑巾)や反毛フェルト(断熱材)、手袋などにリサイクルされています。
着られない、需要がない、綿や綿混紡の衣類はウェスへ、毛・毛混紡・綿の衣類は反毛フェルトや手袋、綿(白Tシャツ)などへ、リサイクルされています。
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ガラスのリサイクル
WEショップでは、これまで販売できなかった食器は事業系ゴミとして処分せざるを得ませんでした。2010年より、リサイクル業者との協力で、ガラスのリサイクルの取り組みが始まりました。

WEショップから回収したガラスは、リサイクル業者で破砕されてガラス原料となり、売却された後、ガラス瓶、グラスファイバー(住宅・家電の断熱材)、道路標識や白線の反射ビーズ、消火ホースなどに生まれ変わります。
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携帯電話のリサイクル <めぐりケータイ>
使用済み携帯電話の回収・リサイクル「めぐりケータイ」を実施しています。
日本では「都市鉱山」と呼ばれるほど、電化製品などに多くの資源が眠っていると言われていますが、使用済みの携帯電話に含まれた鉱物資源をリサイクルすることは、資源開発によって棲み処を追われる動植物や、人びとの暮らしを守ることにつながります。
WEショップに設置した専用回収BOXから回収した携帯電話は、金属リサイクル業者へ送られ、取り出したレアメタルの売却利益が、鉱山開発によって暮らしを脅かされている人びとへの支援活動に寄付されます。
レアメタルが眠る携帯電話
1. 使わなくなった携帯電話を、回収実施中のWEショップにお持ちください。
(回収BOX常設店:WEショップひらつか代官町店、WEショップかながわ六角橋店、WEショップつるみ店、WEショップ寒川店、WEショップさいわい店、WEショップほどがや星川店、WEショップほどがや天王町店、WEショップ藤沢店、WEショップ湘南台店、WEショップ鵠沼海岸店)
店頭に設置された専用の回収ボックスに投函していただきます。
店舗によっては、小型電子機器(ゲーム機、デジカメ、ACアダプターなど)も回収していますので、お問い合わせください。
2. その後、リサイクル業者へ送られ、情報漏えい防止のために携帯電話に穴を開け、起動不能にした上で、リサイクル処理されます。
3.含まれる金属をリサイクル業者へ売却した収益は、鉱山開発によって暮らしを脅かされている人びとへの支援活動に寄付されます。
めぐりケータイ回収の流れ説明.pdf
天ぷら油のリサイクル
天ぷら油の回収拠点「WE油田」は、家庭で使い終わった天ぷら油をWEショップで回収し、車の燃料(VDF※)、油田石けん、塗料などにリサイクルしています。
※VDF=Vegetable Diesel Fuel (植物性軽油代替燃料)の略
私たちが国内で消費する食用油は年間およそ200万トン、そのうち一般家庭から廃棄される油は約20万トンにのぼります。家庭で利用された油の多くは、凝固剤や紙に吸い取ってゴミとして捨てられたり、生活排水として河川に流され、環境破壊の要因になっています。
しかし、使い終わった天ぷら油も適切な処理をすれば、立派な資源に生まれ変わります。
![]() 店内に設置した天ぷら油専用回収ペール缶 |
1. 家庭の使用済み天ぷら油を、ふた付き容器に入れてWEショップへ持参し、店頭に設置された専用ペール缶に容器ごと入れてください。
(賞味期限切れの未使用油も回収しています。)
2. 使用済み油を回収します。
3.工場で精製して、車の燃料(VDF)、油田せっけん、塗料などにリサイクルされます。
回収についてのお問い合わせ
回収を実施しているWEショップについては直接WEショップへ、かながわ県民センターについては、WE21ジャパン事務局へお問い合わせください。
