1/18~24フィリピンスタディーツアー報告
1/18(金)~1/24(木)、フィリピンスタディーツアーを実施しました。
WE21ジャパンでは、毎年現地を訪問して交流するスタディツアーを実施しています。
それは、アジア地域に平和を築くためには、顔の見える関係づくりが大切だと考えているからです。
訪問先は、2000年から交流しているNGO「シュントック」(山岳地帯農業、保健支援)、「アジア交流市民の家」事業の推進団体である「ベンゲットネットワーク」(ベンゲット州住民組織活動支援)、NGO「UDI」(山岳地帯保健、農業、環境、平和構築支援)や「IYAMAN」(山岳地帯教育、農業支援)などに加えて、今回は初めて、環境に配慮した鉱山採掘をしている村を訪問しました。
~年々変る、街と村~ 
2000年から訪問して交流をしているベンゲット州は、この8年で大きく変りました。当初は、マニラ市からガタガタ道を8時間以上もかけて走ったバギオ市までの道は、高速道路になり、デコボコ車はキレイな車に変りました。
資本経済が徐々に入っていくにつれ、山岳地帯もろうそくが電気になり、ガスも入るようになりました。このような状況の中で、家庭経済のために出稼ぎに行く人は減らないものの、先祖の土地を守り、貨幣価値に左右されないで環境にやさしい生き方を選択する住民も多くなっています。
~住民自らが地域を良くしていく~ 
現地NGOのサポートにより、住民組織や住民の意識
も変りました。2000年から交流のあるNGO「シュン
トック」は山岳地帯に入って、母子保健や有機農業の
指導をしながら住民組織を作ってきました。
そして、その住民組織が中心となって、2004年に
「ベンゲットネットワーク」を組織したのです。それ
は、政府の福祉サポートが入らないベンゲット州では
「一人ひとりの課題を共有して、力を合わせて解決し
ていくしかない」、という住民の選択でした。
~これからの「アジア交流市民の家」~ 
この間、「アジア交流市民の家事業」では、主に
「ベンゲットネットワーク」のリーダーの人材育成に
取り組みました。リーダー達が、参加している住民組
織のサポートをしている姿からは、着実に力をつけて
きた様子を感じました。
今後は、支援事業としてではなく、今までの連携に
よって培った顔の見える関係から交流を続け、アジ
アの市民が力をつけていけるよう働きかけていきた
いと考えています。
