2/24環境シンポジウム『世界につながる身近なエコ』 報告
環境シンポジウム2008 『世界につながる身近なエコ』 開催
~つなげよう未来の子どもたちへ 広めよう私たちにできること~
2月24日(日)、非営利のリサイクルショップを通して環境の社会貢献を行っているNPO(エコメッセ、ザ・ピープル)と、神奈川県環境計画課がパネラーとして参加して、日常の環境活動から見えてきた課題や可能性を共有、市民が進める地域循環型社会づくりへの転換を一緒に考えるシンポジウムを開催しました。
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【第1部】基調講演「世界から貧しさをなくす方法」 講師 樫田秀樹さん
サラワク州では、熱帯林伐採(建築現場でのコンクリートパネル用)、油やしプランテーション(食用パーム油や石鹸・シャンプー・洗剤用)、早生樹プランテーション(OA用紙用)が、実は日本人の日常生活が引き起こしているということを、森林伐採や抵抗する現地住民の写真とともにお話いただきました。そして、このような現状に対して、多くのNGOが支援を展開する中、その動機となる「善意」の使い方を誤ると、受益者である現地の人々を傷つけてしまうこともあるというお話もありました。
樫田さん曰く、その解決の方法として、「これをやったからと言って世界の貧しさがすべてなくなるわけではないけれども」、
①他国に頼るのではなく、まずは足元の日本にある森や、油(米油)の資源を活用すること
②輸入に頼るとしても、必ず環境や人権に配慮した製品を求める。それらの本物の情報を手に入れること
が、大切だそうです。
そして私たちができることは、「日常的にできる簡単な行為を日常化」すること」、「このような問題が起きている原因は、それを「知らないから」なので、「知らせていくこと」が大切なのだとのことでした。
【第2部】パネルディスカッション

エコメッセ、ザ・ピープル、神奈川県環境計画課の方から、地域循環型社会への転換を進める活動を紹介していただきました。
エコメッセでは、市民から寄付された品物の販売から得た収益で、太陽光パネル、雨水貯水タンクの設置や環境教育プログラムを行い、ザ・ピープルでは、市内に設置したリサイクルボックスから回収した古着から、ウールリサイクルをして自動車の内装材にしたり、人形やフェルトなどのオリジナル商品を開発をしています。
そして神奈川県環境計画課からは、神奈川県での温暖化防止ルールづくり(地球温暖化対策推進条例(仮称))について発表していただきました。
シンポジウムでは、非営利のリサイクルショップからリユース・リサイクル事業を行っている市民と行政、それぞれの立場から地球循環型の社会づくりにむけて協働していくことを確認した機会でした。
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<シンポジウム詳細>
【日 時】 2008年2月24日(日)13:30~16:30
【会 場】 かながわ労働プラザ 多目的ホールA
【プログラム】
①基調講演「世界から貧しさをなくす方法」
講師:樫田秀樹さん(ルポライター。
(「世界から貧しさをなくす30の方法」(合同出版)編者。)
②パネルディスカッション
コーディネーター:佐久間智子さん(「環境・持続社会」研究センター理事)
パネラー ① 小出律子さん (特非)エコメッセ事務局長
② 吉田恵美子さん (特非)ザ・ピープル代表
③ 伊藤靖志さん 神奈川県環境計画課
④ 郡司真弓 (特非)WE21ジャパン理事長
【参加者】88名
【主催】特定非営利活動法人 WE21ジャパン
【協賛】ツルミ印刷株式会社、ナカノ株式会社、株式会社健康産業、有限会社柿野屋印刷所
シンポジウムのチラシはこちら。
