WE21ジャパンからのお知らせ

6/26講演会「海賊対処法・憲法改正を知る」報告

講演会「海賊対処法・憲法改正を知る」

6月26日(金)、国会議員であり、人権弁護士でもある福島みずほさんを招いて、
海賊対処法について学ぶ学習会を開催しました。

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福島みずほさんの話を聞き、平和国家から遠ざかるここ何年も続いてきた
国の動きをまた見てしまう焦燥感を覚えました。

衆議院で可決され、参議院で否決されたこの法案は最近の国会運営で
乱用される「再可決」を経て成立となりました。
海賊法は、自衛艦や哨戒機がアフリカに派遣され、ソマリア沖の海賊から
自国および他国の船舶を守る、海賊に銃口を向け発砲し捕獲し、日本に
連れて来て海賊行為という犯罪名で裁判を受けさせる法律、という建前で作られたそうです。

ソマリア沖でなぜ海賊行為が横行しているのかというと、
ソマリア沖インド洋では1991年以降、ヨーロッパやアラブ、また日本など
極東の国々から来た漁船が無許可で漁を行い、ソマリアの零細な漁師たちは
生活が立ち行かなくなったこと、さらに翌年からはこの海に膨大な産業廃棄物や
核廃棄物が多国籍企業により捨てられていること。

また1991年とはソマリアの中央政権が崩壊し複数の武装勢力が割拠、
国の形が消えてしまった年であり、海上に現れ根こそぎ漁をする外国漁船から
自国民を守るものはおらず、貧国の漁民たちが生きる道を探すところから
始まって行き着いたのが海賊と言われる自衛行為だったそうです。

成立したこの法は、自衛隊が武力行為を行うにあたり事前に国会の承認を
必要とせず、しかも活動する地域も限定されていません。
2005年に出た自民党の新憲法草案では、「『社会秩序維持のため』自衛隊は
海外に派兵される。この海賊対処法をその先駆けで成立させ、次に来るのは
自衛隊海外派兵恒久法案ではないか」と福島さんは語っていました。

自衛隊が武器を持って外国に出、戦争ができる国の仕上げとなる法になり、
また2年前に成立した国民投票法が、憲法改正のために国民投票が
行われることになっているかのごとく、国は宣伝しています。

戦争をしない、武器輸出をしない、国の形をなし崩しに変えようとする動きが
数年で大きく進んでおり、賢い選択をする時が迫っていると思います。
馬鹿げた目くらましに乗らない市民が増えることが戦争で人を殺さない明日を
選ぶことになると思います。  


講座参加者:WE21ひらつか S.Y


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【開催概要】
 日時:6月26日(金)14時~16時
 会場:県民サポートセンター304号室(横浜駅徒歩5分)
 主催:WE21ジャパン平和政策チーム 

有事3法・個人情報保護法・イラク派兵特措法などの制定に続き、
今回は法制定を待たずに自衛隊法82条のみで、厚木基地を始めとする
国内の基地から自衛隊がソマリアに派兵されました。現在、海賊対処法に
ついては国会で審議がされていますが、マスメディアは審議の過程を
取り上げることなく、私たちの知らないところで決まろうとしています。

今回の海賊対処法とは何なのか? 
何が問題なのか? 
そして、その先にある日本の姿はどんな未来か? など、

皆さんと共有し、日本の将来について考えていきたいと思います。

この10年間、アジア地域に顔の見える関係を通して、
平和を築いてきた私たちにとって、海外の人たちに武力を行使できる
この法案は、大変重要な問題であると考えています。

講師の福島みずほさんからは、国会議員として、人権派の弁護士として、
また女性としての立場から、問題提起をしていただきます。

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