WE21ジャパンからのお知らせ

「ジンジャーティーたより 」第2号発行しました!

WE21ジャパンでは、フィリピン・ルソン島北部ベンゲット州の村で
生産された「ジンジャーティー」(しょうが糖)を、労働に見合う適切な価格で
買い取って販売することで、生産者の生活向上を支援しています。

2011 年11 月、WE21地域NPOのメンバーが、
ジンジヤーティーを生産しているパートナー団体の一つ「ダイヨコン」と、
コーディネートをお願いしているNGO「イヤマン」を訪問し、
メンバーの1人が現地の様子について報告文と写真を寄せてくれました。

第2号のたよりでは、現地の様子をお伝えします。

詳しい内容や豊富な写真を、こちらからご覧いただけます。
 ⇒「ジンジャーティーだより」第2号(2012/1).pdf
フェアトレード事業とは?
 ⇒支援先の人びととつながるフェアトレード 

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◆母子の健康を守るために始まったジンジャーティーづくり

ベンゲットの山岳地域では電気、ガス、水道のインフラも十分に届かず、
病院、診療所といった施設も遠く十分な医療を受けることができません。
そこで病気の予防と母子の健康を守るために「母子保健プログラム」が始まりました。

鍼や灸、マッサージとともに風邪の予防として使われているのが、
今、フェアートレード品として販売しているジンジヤーティー(しょうが糖)です。

作り方はとてもシンプル。
すりおろしたショウガを絞った生姜汁と粗製糖を丹念に煮詰め、顆粒状にしたものです。

スタディーツアーに行ったメンバーがお土産として買い求めてきたものが、
身体にも良く、おいしいと評判になりフェアートレードによる支援事業が始まりました。

2009 年から、ウバパス、ダイヨコン、ランパダという3 つの住民組織よって製造され、
現在月に400 本輸入して各ショップ、イベントなどで販売しています。

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ジンジャーの畑

◆パートナー団体「ダイヨコン」訪問~ジンジャーティー売上の一部を村のヘルスファンドへ

ベンゲット州の州都、ラ・トリニダットからジプニーに乗って2 時間余り、
山間部にあるのがビリング村の住民組織「ダイヨコン」、若い世代の入植者が多い村です。

村では1グループ13 人で、4 グループが交代で、
1 日に15 kgのジンジャーティーを生産しています。

生姜は家庭での栽培のほか、山の斜面の畑にもたくさん植えられています。
年に2 回収穫し、保存して使っています。

村ではサヨーテ(ハヤトウリ)を単一作物として栽培し販売しているため、
台風による土砂崩れや、棚の崩壊などの被害により、現金収入が途絶えることもあります。

そこで住民組織では、ジンジヤーティーの売上の一部をヘルスファンドとして積み立て、
町の病院にかかる時の費用や交通費、出産費用などに貸し出しています。

地域にある資源を有効に使い、収入を生み出し、住民組織が元気に活動しています。

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集まってくれた「ダイヨコン」のメンバー

◆コーディネートNGO「イヤマン」訪問~広がる地域のつながりや交流
イヤマンは、ラ・トリニダットに事務所を持ち、大学生の奨学金制度、環境教育、
有機農業などを山岳地域で行っているNGO です。

村で作られたジンジヤーティーはイヤマンの事務所に運ばれ、
袋詰め、梱包され日本へと送られてきます。

リーダーのビリンダさんを中心に、スタッフ、学生たちが作業をしてくれています。
作業を見ていた近くの住民が、
・日本に輸出していることでジンジヤーティーに興味を持ち始めた、
・学校で紹介したことにより、他の地域の住民につくり方の指導をすることになった、

という話も聞けました。

「イヤマン」を中心にしてもジンジヤーティーが広がりを見せています。
ジンジヤーティーを運んでくる生産者の村の人たちとつながりができ、
作業を通して学生たちの交流が深くなるなどと、良い効果も生まれているようです。

◆ジンジャーティーづくりを通したエンパワーメント
住民組織の人びとが学ぶ機会を得て自信を付け、
一緒に活動することでコミュニティがまとまり、
活動を広げていくことで力を付けていく姿は、
まさに私たちが目指すエンパワーメントだと思います。

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