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民際協力

【民際協力】【ご報告】ジンジャーティ・フェアトレード事業 モニタリング

2016年11月29日から12月1日にかけ、フェアトレード・ジンジャーティの生産地を訪問してきました。今回はジンジャーティを生産する3つの住民組織のうち、ウバパスとダイヨコンの二組織を訪問しました。活発に活動する生産者たちの様子をお伝えします。

◆住民組織ウバパス訪問
まず訪問したのは、住民組織ウバパス。ジンジャーティ生産の経験が一番長い住民組織で、メンバーも他組織に比較すると、高齢のベテランメンバーが多い組織でした。しかし現在は組織の世代交代を図り、代表は若い男性のハビーさんになり、副代表、事務局長、会計等の役員を若い女性たちが担うようになりました。現在もその流れは継続しており、経験豊富なベテランメンバーたちが、若い役員の活動を支える体制ができていました。
インタビューでは、ジンジャーティの販売状況も共有され、町のカフェにも卸している等、現地でも販路が広がっている様子が伝えられました。
しかし製造のデモンストレーションでは、ジンジャーティが粉状にならず、残念ながら失敗。現地ではよく起きているというこの問題の解決も今後の課題です。
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ウバパスのメンバー

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ウバパスでは役員が若いメンバーに世代交代していました

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残念ながら今回のジンジャーティは失敗。今後、原因を解明していきます。

◆住民組織ダイヨコン訪問
住民組織ダイヨコンは若いお母さんたちが多い組織で、訪問したホールでもたくさんの子どもたちが迎えてくれました。ダイヨコンは現在、「草の根・人間の安全保障無償資金協力」に応募し、ジンジャーティ製造のための施設建設を目指しています。その過程で、フィリピン食品医薬品局の認証を取得する等、新しい動きも生まれています。
製造工程のデモンストレーションは無事成功。品質管理担当者も置かれており、完成した商品の粉の状態のチェックも行われていました。

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ダイヨコンのメンバー

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(左)フィリピン食品医薬品局(FDA)の認証を取得しました
(右)パウダーの状態をチェックする品質管理担当のメリアさん

訪問する度に新しいメンバーが増え、エンパワーメントした成果を見せてくれる住民組織の方々。同時に課題も見つかっていますが、解決によってさらなる成長を期待したいと思います。

2016年12月15日 |