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WE21ジャパンからのお知らせ

【お知らせ】【報告】シンポジウム:「自分で選びたい!」-原発に頼らないエネルギー-(WE21ジャパン旭・WE21ジャパンいずみ・WE21ジャパンほどがや合同主催)

【報告】シンポジウム:「自分で選びたい!」-原発に頼らないエネルギー-

4-会場.jpg

●基調講演:佐藤 彌右衛門さん
    (株)会津電力代表取締役社長
●パネルディスカッション:
 ・佐藤 彌右衛門さん
 (株)会津電力代表取締役社長
 ・半澤 彰浩さん  
 (株)生活クラブエナジー代表取締役
 ・鈴木 俊太郎さん 藤野電力



WE21ジャパン・グループの3つの認定NPO法人(WE21ジャパン旭・WE21ジャパンいずみ・WE21ジャパンほどがや)の合同主催シンポジウム"「自分で選びたい!」?原発に頼らないエネルギー"が3月17日(金)、横浜市旭区のサンハートホール(旭区民文化センター)にて開催されました。

福島第一原子力発電所の事故から6年目の今、原子力に替わる次世代エネルギーである自然エネルギーについて3団体から基調講演とパネルディスカッションを通して、これからの新たな地域社会の創出について話し合われました。
会場は160人近くの参加者でほぼ満席と、市民の関心の高さが伺えました。


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第一部の基調講演は、(株)会津電力代表取締役社長の佐藤彌右衛門さんからお話を伺いました。喜多方市で250年近く続く老舗の造り酒屋の社長でもある佐藤さんは、震災後、豊かな喜多方にあってエネルギーだけが自立できず、誰かがやってくれると依存していることに気が付き、地域で自然エネルギーを創出することを決意されました。そして、銀行、企業、行政、市民の参加で会津電力を設立し、51か所で4,326kwを発電する会津電力グループを率いておられます。
再生可能エネルギーによって雇用もつくり、地域が自立することを目指す佐藤さんは、安全な社会のために食品もエネルギーも投資しよう、発電者になって消費者から生産者になろうと会場に呼びかけました。


2-パネルディスカッション.jpg

第二部は、会津電力の佐藤さんに加えて、生活クラブ生協から生まれた「生活クラブエナジー」の半澤彰浩さん、身の丈に合った電力を生み出している「藤野電力」の鈴木俊太郎さんによるパネルディスカッション。

「生活クラブエナジー」は日本でも初めての協同組合による電力会社で太陽光だけでなく風車、バイオなど多岐にわたる自然エネルギーを供給しています。節電するほどお得になるシステムは、大量消費をよしとせず食料、福祉、エネルギーなどの自給圏づくりを目指す生活クラブ生協のポリシーが感じられ、寄付付きの契約に大勢が申し込むという意識の高い組合員が加入しています。
「藤野電力」の鈴木さんは、自分でつくるエネルギーや、生活が自由で楽しくなるオフグリット(電線とつながらない)生活について話され、一人ひとりが小さなエネルギーを生み出せば、社会が変わることを示唆されました。

3-藤野電力こだわり.JPG

三人三様なやり方で、でも共通するのは「依存からの脱却=自発性」と「新しい地域の創出」のキーワードでした。バッテリーによる蓄電技術は日進月歩で、電力を自給できる未来はそう遠くないことが様々な具体例を通して示されました。佐藤さんからは最後に「あとは、やるかやらないかで、やる気の問題!」との喝が入りました。

会場からの質問があった、マンションでの自然エネルギーについては使うことができるそうです。自然エネルギーで暮らせる未来が身近になり、自然エネルギーの自給の夢にわくわくするシンポジウムでした。

                            (報告:WE21ジャパン広報情報室 福井貴久子)

2017年03月29日 |