文字の大きさ

【報告】報告&対談「武力によらない平和構築に向けて
               ー南スーダンの事例から安保法制を見直す」

2017年12月10(日)、JICA横浜にて、報告会「武力によらない平和構築に向けて 南スーダンの
事例から安保法制を見直す」を開催しました。

まず最初に、日本ので唯一、南スーダンの現場に入り紛争地で緊急支援活動を行っている
今井高樹さん(日本国際ボランティアセンター)から、南スーダンで起きていることを
報告していただきました。
               *   *   *

●報告:南スーダンの厳しい状況と自衛隊PKO部隊の安保法制の適用
2011年に独立した"世界で一番新しい国"南スーダンは、2013年に政権の権力闘争から内戦が
勃発し、2015年に和平合意が結ばれたものの、各地で戦闘が継続されている状況です。

権力闘争から始まった紛争は、地域住民を巻き込んで各地に広がり、軍や武装グループに
よる住民への略奪・殺戮・レイプ・誘拐などが起こっています。
ある住民の方は「ニワトリのように、子どもたちが次々に殺されている」と聞き、かなり酷い
状況が続いていることが報告されました。

今井さん報告.JPG
今井高樹(JVC)さんによる南スーダンの状況報告

そのようなことが起きていた2015年には、日本では南スーダンにPKO部隊として派遣されていた
自衛隊を想定した、安保法制の議論が進められていました。

PKO部隊は現地の司令部の下で、市民保護の活動をすることが任務ですが、安保法制によって
自衛隊に法人への"駆けつけ警護"の任務が付与されたことで、現地でのPKOとしての任務と、
日本の駆けつけ警護の任務の矛盾や、住民に紛れている武装勢力を見分けることの非現実性など
が指摘されました。

PKO活動の中には、行政機構や法律の整備などを行う文民派遣や、教育・復興など国造りの支援
など非軍事の任務もあります。
今井さんは、これまで日本が"軍事・政治介入などを行わない中立的な国である"と国際社会から
評価されている点を活かして、和解に向けた紛争当事者への働きかけをしていくことこそが日本
が果たせる役割ではないかと提言されました。

●対談:現場で求められていることと、国内事情に利用されることとのギャップ
後半は、今井さんからの報告を受けて、環境/戦争ジャーナリストの志葉玲さんとともに、対談を
行いました。

対談.JPG
今井さん(JVC)と志葉さん(環境/戦争ジャーナリスト)の対談

下記の内容を中心に、お二人によるお話がありました。

・南スーダンで日本の自衛隊派遣は、本来どうあるべきであったか?  
・紛争地で生きる市民の人たちは、日本の自衛隊派遣や安保法制の動きに対してどう考えているのか?
・安保法制が施行されて2年、私たちの社会や暮らしの中に具体的にどのような変化や動きが進んでいる  
のか?
・日本は、紛争地での平和構築にどうかかわるべきか、また日本の他国との安全保障はどうあるべきか?

志葉さんはイラク戦争など紛争地で何が起きているのかをつぶさに取材され、発信されている中で、
南スーダンだけではなく、イラク戦争当時の日本の対応や、現在緊張関係にあると報道されている
北朝鮮、アメリカなどとの関係についても触れ、命の価値に差があること、実際に現地で起こっている
ことを見ずに安全保障や国際貢献を考えていることなどを指摘されました。

最後に、武力によらない平和をつくっていくためには何をしたらよいのか?お二人からは、

自分でさまざまな情報を得ること、その国の市民に実際に会って話し交流すること、有権者として
地域の国会議員に意見や要望を伝えることなどが提案されました。


●南スーダンへ教育支援を行うWE21ジャパン寒川からメッセージ

寒川報告龍田さん.JPG
WE21ジャパン寒川代表の龍田百合子さん

WE21ジャパン寒川の龍田代表より南スーダンへ4年行ってきた支援について報告されました。
現場に行くのは難しいが、今井さんのように現地での状況や支援について直接お話を聞けるのは貴重
なこと。寒川は難民支援から始まり、ここ3年は難民キャンプでの教育へ支援金を送ってきました。
南スーダンの人々に平和な暮らしの日々が一日でも早くくるよう、支援を継続していきたいと話されました。

会場の様子.JPG

その後の質疑応答タイムでは、会場から質問カードが集められそれぞれ質問に回答いただきました。
質問は、南スーダンのほか憲法改正、北朝鮮のミサイル・拉致問題、沖縄米軍基地など、多岐にわたり
日本として、日本に暮らす市民として、安全保障がどうあるべきか、武力によらない平和構築をどうつ
くっていったらよいのかをじっくり考える時間となりました。


2017年12月13日 |



 
【報告】韓国で貧困者自立支援を行う、慶南地域自活センターと交流を深めました。

2017年11月8日-10日の3日間、韓国の「慶南地域自活センター」からメンバー2人を招聘して、
双方の団体の活動を紹介しあいながら交流を図りました。

11月9日開催のWE21グループのチャリティイベント「WEフェスタ」に合わせて来日し、
WEフェスタでは、韓国で生活困窮者の自立のために立ち上げている事業で作られている
様々な生産品を販売したり、
現地の学校などでの体験活動として実際に事業化している、草木染ワークショップを行いながら、
日本の市民の皆さんに活動を紹介してもらいました。

慶南と美大カボチャポコス.JPG ブース慶南.JPG


また翌日には、横浜市神奈川区にある「WEショップかながわ六角橋店」を訪問し、
WEショップのしくみを紹介し活動メンバーと交流しました。

IMG_1952.JPG IMG_1939.JPG

韓国にも、WEショップのようなチャリティショップがたくさんありますが、
どこも、団体が寄付品を取りに行くしくみになっており、
地域の市民が自らお店に足を運んで寄付品を持ち込むという自発的な行動にとても驚いていました。

慶南地域自活センターが進めている生活困窮者の人たちの自立支援は、
日本よりも充実した"生活困窮者自立支援制度"が背景にあり、
就労可能な人びとには3年間をかけて起業支援を行い、
将来的には自分で生計を立てていけるようになることが目標となっています。

アジア通貨危機によって日本より先に貧困が社会問題となった韓国から、
私たち日本の市民が学べるものはあるのではないかと考え、
WE21ジャパンと慶南地域自活センターの定期交流が続いています。


慶南地域自活センターとは?(2016年10月ブログ記事より):
http://www.we21japan.org/we21/2016/10/post-75.html


2017年12月08日 |




【報告】WEフェスタ2017秋 =たくさんのご参加・ご協力ありがとうございました!=


11/9(木)朝10:30より開催された「WEフェスタ2017秋ーもったいないは世界につながる! チャリティバザール リユース&リメイク」は、開始前から約100人のお客さまにお並びいただき、お陰をもちまして大変な盛況のうちに終了することができました。

フェスタ秋会場入口.JPG 外看板.JPG
会場のメインエントランス                  会場外の大型看板
 

■広い販売エリアでゆったりチャリティ販売を楽しんでいただきました

前回とくらべ約2倍の広さのスペースでゆったりとお買い物をお楽しみいただき、全国からご寄付いただいた衣類や食器、バッグ、くつ、日用雑貨、着物などの資源をリユースへとつなぐことができました。
着物生地を活用したリメイクコーナーでは、15のWE21地域NPOがそれぞれブースを構え、お客さまは作り手との会話を楽しんでいただき、最後まで生地を使う様々なアイデアや工夫を共有し合いました。

売り場の賑わい.JPG リメイクコーナー.JPG 
準備した300箱余りの品物を全て展示                リメイクコーナーでは参加地域どうしの情報交換も


■イベントエリアではステージでのバンド演奏や活動アピール

広々としたイベントスペースでは、日ごろ連携・協力しているNGOや団体・企業の皆さまにご出展いただき、ステージではSDGsトークを交えたバンド演奏、沖縄・福島に思いを寄せるコーラスYUIの皆さん、WEコレクション・ファッションショー、参加団体のアピールタイムなど盛りだくさんの内容となりました。
また、福島いわき市からのおいしいパン、ワーカーズのお弁当やバーガー、地球市民ACTかながわさんのタイラーメンなど充実したメニューも好評でした。

イベントコーナー.JPG イベントエリア.JPG
他団体・企業にご出展いただきました             日本チャリティーショップ・ネットワーク(JCSN)の展示 

ステージ-飯室商店さん.JPG WE21都筑.JPG
ガラスリサイクルの飯室商店さんによる事業のアピール     パレスチナ商品販売(WE21ジャパン都筑)

ステージ発表-OXFAM.JPG   ステージ-コーラス1.JPG
オックスファム・ジャパンの活動紹介     コーラスYUIの美声に癒されて


■韓国からの特別招へいで慶南地域自活センターも出展
今回は韓国からの慶南地域自活センターの皆さんにより、香り高いハーブティ販売や自然染色ワークショップ、販売品を出品いただき、WEメンバーとの交流を深めました。大学・企業・NPO/NGOの皆さんとも交流し実り多いイベントとなりました。

ブース慶南.JPG 慶南と美大カボチャポコス.JPG
貧困をなくすための事業を行う韓国の慶南自活センタ―    ミックスハーブティは爽やかな香り♪


■リユース品売上と子ども事業への寄付報告

リユース品の売上は皆さまのご協力により、約300万円にのぼりました。ご協力・ご参加に心より感謝いたします。
売上の10%は、子ども支援事業を実施する3つのNGO団体へ賛同シールを貼ってきただき、その数に応じた比率の金額を寄付をさせていただきます。
ご来場の皆さまには、コーナーのポスターや説明を聞いて、賛同する事業にシールを貼っていただいた結果、合計231枚のシールがそれぞれのボードに貼られました。売上10%の約30万円はシール数の比率に応じて東日本の子どもの保養事業、パレスチナの子どもの栄養事業、カンボジア保育事業へそれぞれ寄付させていただきます。

寄付コーナー2.JPG SDGs展示.JPG
3つの子ども支援事業についてご説明              SDGs(持続可能な開発目標)を広めるための展示

<子ども支援事業への10%寄付 シール投票集計>  合計231枚
 ●福島子ども・こらっせ神奈川(東日本被災地子どもの保養事業)    12万5078円
 ●日本国際ボランティアセンター(パレスチナ子どもの栄養)      9万8900円
 ●幼い難民を考える会(カンボジア保育事業)             6万6902円
  *リユース品売上合計=290万8800円(11/21時点)

こらっせ集合写真.jpg JVCパレスチナ2.jpg CYR.jpg
   福島子ども・こらっせ神奈川       日本国際ボランティアセンター       幼い難民を考える会
 (東日本被災地子どもの保養事業)      (パレスチナ子どもの栄養)       (カンボジア保育事業)


 =たくさんのご参加・ご協力をいただきありがとうございました!=

慶南と集合写真.JPG

2017年12月04日 |



福島原発事故後、おしどりマコ&ケンさんは東京電力の記者会見、省庁や地方自治体の会見、裁判・議会・学会・シンポジウムなどを徹底取材してきました。
また現地にも頻繁に足を運んで、その模様を様々な媒体で公開しています。

マコ&ケンさんの軽妙なトークから「福島原発の真実」をご一緒に考えませんか?


おしどりマコ&ケン トークライブ
「ホントはどうなの? ニュースに出てこない福島原発の事実」

■日時 2018年1月16日(火)13:00-15:00 (受付開始 12:30)
■会場 あーすぷらざ 5F映像ホール(横浜市栄区小菅ヶ谷1-2-1 TEL:045-896-2121)
    アクセス>JR本郷台駅前 MAPはこちら
■参加費:前売り 500円/当日 600円

makoken.JPG

主催:NPO法人WE21ジャパン港南、認定NPO法人WE21ジャパンいそご
     NPO法人WE21ジャパンさかえ、WE21ジャパンなか

協賛:福島原発かながわ訴訟を支援する会(ふくかな)
     NPO法人未来塾、ぶんぶんトークの会、磯子区NPO連絡会

後援:認定NPO法人WE21ジャパン、
          NPO法人ふくしま支援・人と文化ネットワーク

■お申込み:e-mail、お電話・FAXにてお申込み下さい。e-mail:we21isogo@lagoon.ocn.ne.jp
    TEL/FAX :045-761-3198 (WEショップ磯子店)   045-846-5098 (WEショップ上永谷店)
           045-895-7009 (WEショップさかえ店)   045-232-4082 (WEショップほんもく店)  

2017年12月04日 |



2017年9月28日から10月5日にかけて、コーヒーの森づくり事業(正式名称:フィリピン・ベンゲット州トゥブライ郡コーヒー栽培農家のコーヒー品質向上のための組織強化プロジェクト)の経験交流研修をインドネシア・北スマトラ地方リントンにて行いました。「組織強化」と「コーヒー生産」の双方で大きな学びを得ることができた今回の経験交流研修をご報告します。

写真1.JPG
研修参加者たち(手前6名)。リーダー3名とメンバー3名が参加しました。

>>プロジェクトの詳細は、こちら


◆コーヒーは人をつなぐ ―ネットワークがマーケティングの鍵!―
今回の研修で大きな学びとなったのは「コーヒー生産におけるネットワークの重要性」でした。研修先であるインドネシア・リントンのコーヒー生産者協同組合KSUコープ(正式名称:KSU POM HUMBANG COOP&MASPEKAL)は一度、組織として崩壊を経験しています。その理由は、適切な人員の配置などの組織強化がされないうちに、フェアトレード認証の取得、日本へのフェアトレードといった大きな活動を行ってしまったためでした。その反省により、「一つの組織でできる活動には限りがある」と学んだKSUコープは、地域の様々なセクターと協力して、地域全体でコーヒー販売を行うという、地域のネットワークを活用しています。

その事例の一つが「コーヒーツアー」の実施です。近隣に東南アジアで最大の湖「トバ湖」という観光地があることを活かして、地域の観光局と連携したマーケティングを行っています。内外からの観光客を協同組合がネットワークする地域のカフェや農園に案内し、観光を楽しんでもらいながらコーヒーのアピールを行い、地域全体が豊かになることを目指しています。KSUコープはすでに日本やヨーロッパの大学の海外研修も受け入れており、帰国した学生たちを通じて「スマトラ・リントンコーヒー」が広報されています。

写真2.jpg
地元のおいしいコーヒーを片手に観光を楽しむコーヒーツアーの事例を学びました。

その他、KSUコープはインターネットを使ったマーケティングにも力を入れており、Amazonでのコーヒー販売や、SNSを活用した広報など、たくさんのアイデアを共有して頂きました。


◆種からカフェまで ―農民がすべての工程に関わることで収入創出へ―

 KSUコープからの組織面でのもう一つの学びは、「コーヒーのすべての工程に関わることが、収入創出の鍵」という事です。例えば、生産者がコーヒーを生産し、収穫した豆を何も加工せず果肉の状態で仲買人に売ってしまうと、生産者はそこまで多くの利益を得ることはできません。しかし、生産者が自分たちでコーヒー豆を加工し、自分のお店で販売し、最終的には自身でカフェを開くことができれば、生産者がすべての利益を得られる(=100%)ことにとなり、コーヒーの品質によってはそれ以上の利益を生むことができます。KSUコープはコーヒーの加工施設を持っており、販売とコーヒー提供を行うカフェもあり、種からカフェまですべての工程に生産者が関わり、収入を得られる仕組みができています。こうした「組織強化」に関する学びは、参加者が自分たちの組織でコーヒー生産のビジョンを描く上で大きなものとなりました。

写真3.JPG
KSUコープのカフェ「Nagasa on Café」

写真4.JPG
KSUコープのコーヒー加工場

◆品質を向上させるために

組織化の学びと合わせて、コーヒーの品質向上に向けた工夫も学ぶことができました。栽培時の工夫では、コーヒーの木から余分な枝を取り除き、成長の良い幹だけを残す剪定の仕方や、古くなった木を切って再度新しい芽を生やす「若返り(リジュビネーション)」の仕方を、実際の作業を体験することで学びました。

また収穫後の加工の段階では、各工程の作業を実際に体験することで学びました。特に焙煎の工程では、機材と手作業、双方のやり方を学んだことで、機材のない事業地の環境でも品質を向上させることができると参加者は実感することができました。

こうしたすべての学びは、国境を越えた農民同士がお互いの経験を共有しあう「経験交流」によって行われました。参加者であるフィリピンの生産者たちからも、有機栽培でコーヒーを生産する上での病害虫への対策の経験や、切り花と一緒にコーヒーを生産する工夫など、たくさんの経験が共有されました。

写真5.JPG
適切なコーヒー栽培の工夫を学ぶ参加者たち。

写真6.JPG
手網焙煎という手作業での焙煎の仕方を体験しました。

◆インドネシアの学びを活かす!
ネットワークを活かし、地域全体で生計向上を図るという、KSUコープでの学びは参加者たちにとって、大きな意識改革となったようで、帰国後すぐに参加者たち自身で「3つの生産者組織が連携したコーヒー生産計画」が提案されました。これまで各組織がそれぞれコーヒーを生産し、収穫、加工、販売を行う構想を抱いていましたが、各組織が役割分担をし、3組織で協力してコーヒーを生産・販売する新しい構想が掲げられたのです。

「競争ではなく協力してコーヒーをつくる」という構想を踏まえ、帰国後10月2日から4日は、各住民組織でインドネシア研修の報告とそれを受けての活動計画作りが行われました。ワークショップ形式で、やってみたい活動を付箋で挙げてもらい、それらの活動を「今必要な活動かどうか」「実現可能かどうか」を基準に優先順位を付け、活動計画を立案しました。このワークショップでは研修参加者が積極的にリーダーシップを取り、最後には彼らが自らファシリテーターを務めていました。インドネシアでの事例で、コーヒー生産での組織化と組織間の協力の重要性を学んだ参加者たち。インドネシアがつないだ3組織共同でのコーヒー生産の目標が実現するよう、プロジェクトを通じたサポートを続けていきます。

写真7.jpg
参加者それぞれが自身の学びを自分の言葉で発表。

写真8.JPG
研修参加者のリーダーシップで活動計画が立案されました。

2017年11月30日 |



報告会「武力によらない平和構築に向けて 南スーダンの事例から安保法制を見直す」

世界で最も若い独立国家である南スーダンでは、2013年から続く内戦で大量の避難民が発生し、
軍・武装勢力による住民への暴力、食料の欠乏と超インフレが続いています。

また南スーダンは、日本の平和構築のあり方を考える時の重要なポイントとなる国でもあります。
2015年9月成立の安保法制、そして今後憲法改定にむけて動き出そうとしている中、
民間から唯一、南スーダンの紛争現場に入り支援を行なうNGOの今井高樹さん
(日本国際ボランティアセンター)と、戦場ジャーナリストの志葉玲さんから、
自衛隊派遣の現場であった南スーダンで起きていることを知り、
人びとの権利を基軸にした地域からの平和構築のあり方を考えます。

20170525-sudan-2.jpg
写真提供:JVC


【日時】2017年1210日(日)13:30-16:30(開場13:00)

【会場】JICAよこはま 4Fセミナールームやまゆり・いちょう
    神奈川県横浜市中区新港2-3-1 TEL:045-663-3251(代表)
    <アクセス>JR・私鉄「桜木町駅」徒歩15分、みなとみらい線「馬車道駅」4番出口より徒歩8分
          https://www.jica.go.jp/yokohama/office/access.html

【報告者】今井 高樹 さん(日本国際ボランティアセンター(JVC)人道支援/平和構築グループマネージャー)
      <プロフィール>
       大学卒業後、会社員生活のかたわらJVCの活動にボランティアとして関わる。
       2004年に会社を退職、アメリカの公立小学校にインターンとして勤務したのち、
       2007年5月よりJVCスーダン現地代表。スーダン南部自治領(現南スーダン)の
       ジュバに3年にわたり駐在。2011年よりスーダン(北部)の首都ハルツームに駐在。
       2017年1月より帰国し現職。2016年9月以降、南スーダン緊急支援を担当している。

【対談者】志葉 玲 さん(環境/戦場ジャーナリストNGO非戦ネット呼びかけ人)
      <プロフィール>
       番組制作会社をへて2002年春から環境、平和、人権をテーマにフリーランスジャーナリスト
       としての活動を開始する。2003年3月から、イラク戦争の現地取材を複数回行い、
       2006年のレバノン戦争、2014年のガザ攻撃など紛争地取材を重ねている他、脱原発・
       自然エネルギー取材の他、沖縄などの米軍基地問題や安保法制、貧困・格差など
       幅広く取材、発表している。雑誌・新聞に寄稿し、現地で撮影した写真・映像をテレビ局や
       通信局に提供する他、コメンテーターとして各メディアで発言、全国各地で講演を行っている。

【参加費】500円

【主催・申込み】認定NPO法人WE21ジャパン 
        下記のフォームより、お名前、ご所属(あれば)、ご連絡先をご連絡ください。
        https://goo.gl/forms/rARzaZkXSPgAfiQL2
         またはWE21ジャパンにTELまたはFAXでお申し込みください。
         ※12/6(木)締切 →締切りを12/9(土)に延長しました。

【協賛】 日本国際ボランティアセンター

★チラシPDFはこちら

※この報告会は、NGO非戦ネット関連イベントです。
関連イベントロゴ.jpg

2017年11月05日 |



WEショップでは、着物フェアが始まっています。

着物、帯、和装小物を取り揃えております。

日程はこちらから。(2017/10/25更新)
みなさまのご来店をぜひお越しください!

kimono20171027.jpg

2017年10月27日 |




JICA草の根技術協力事業
「フィリピンベンゲット州トゥブライ郡コーヒー栽培農家のコーヒーの品質向上のための組織強化プロジェクト」

IMG_9042.JPG


WE21ジャパンが支援する、フィリピンのベンゲット州トゥブライ郡のコーヒー生産者の方たちが、
2017年10月にインドネシアのコーヒー生産者組合を訪問し、経験交流を行いました。


彼らの学びは「コーヒーは人をつなぐ」こと。
一つの組織ではできない活動も、他の組織と協力し、ネットワークすることで実現できる!ということです。
その学びを元にコーヒー生産者たちは組織が集落を越えて協力するという、
新しいコーヒー生産の計画を彼ら自身で立ち上げました。

当報告会では、そんな学びの多かったインドネシアでの経験交流の様子を報告します。
インドネシアのコーヒーの試飲もできますので、みなさま奮ってご参加ください!


日時:2017年1114日(火)13:30-15:30(開場13:00)

報告者:小池 絢子(WE21ジャパン民際協力室)

会場:JICA横浜 4階いちょう(36人室)

   横浜市中区新港2-3-1 TEL:045-663-3251(代表)
   <アクセス>https://www.jica.go.jp/yokohama/office/access.html
         馬車道駅(みなとみらい線)4番万国橋出口から徒歩8分

参加費:300円(コーヒー1杯つき)※マイカップの持参にご協力ください!

お申込み:下記のフォームより、お名前、ご所属、ご連絡先をご連絡下さい。
      https://goo.gl/forms/7ETXNapORXlJJjAe2
     または主催者までTEL、FAXでお申し込み下さい。
     ※要事前申し込み 11/13(月)〆切

主催:認定NPO法人WE21ジャパン
   〒231?0023横浜市中区山下町70 土居ビル6階
   TEL 045-264-9390 FAX 045-264-9391
   E-mail info@we21japan.org URL: http://www.we21japan.org


チラシはこちら.pdf

2017年10月20日 |



「ミャンマーロヒンギャ難民緊急報告会」
ロヒンギャで何が起きているのか?30kmの飢餓街道

IMG_0976.JPG

2017年10月5日(木)、かながわ県民センターにて、NGO「ジュマ・ネット」下澤嶽さんから、
40万人以上のロヒンギャの人々が難民としてバングラデシュに流入している問題について報告会を開催しました。

バングラデシュには、すでに40万人以上がミャンマーの国境を越えて避難していると言われています。
下澤さんからは、先月9月8日-10日かけて、バングラデシュのコックスバザールに調査に入られた時の内容を
中心にお話がありました。

ロヒンギャの人びとは、ミャンマーの主にラカイン州に居住するムスリムの人びとで
100万人?130万人いると推定されています。
1962年にミャンマーの軍事政権により「違法な移民」として位置付けられ、1982年には法律によって無国籍化し、
その後、度重なる弾圧によってバングラデシュ側に難民となって流入し続けているという歴史があります。

今回、国際社会に注目されるようになったのは、
2017年8月25日に、ラカイン州にある約30箇所の警察詰所が、
ロヒンギャ武装グループのARSA(アラカン・ロヒンギャ救世軍)によって襲撃され、
その報復として「テロ掃討作戦」の名目でミャンマー軍が、100人を殺害、放火し、
一般市民にも拷問、殺害、レイプ、放火を続けているためです。

ミャンマーから脱出するロヒンギャの人びとはバングラデシュ国境へと続く30キロの道のりを、
徒歩で5日間かけて持てるものだけを持って移動し、
調査に入った現場でも道沿いでは人びとが雨をしのぐ簡易テントを立て、
食料や水もない中で過ごしていたとのことでした。

この事態に対し、ミャンマー政府は事態の沈静化に向けて介入はしておらず、
その理由として、ミャンマーにおける、アウンサン・スー・チー氏だけでは簡単に解決できない、
軍部の影響力と政治の体制があるという説明がありました。

最後に、私たちが今後にすべきこととして、下澤さんから、
生活のための緊急支援、ロヒンギャの難民認定と日本を含めた第3国受け入れ、
和平と問題解決のための国際社会の介入の3つが、示唆されました。

後半の質疑応答では、ミャンマーで活動する日本のNGOスタッフから、
緊急支援の後の再建にむけて、ミャンマーの市民の間でもロヒンギャの人びとは「違法な移民」、
「テロとつながる人びと」という認識が強い中、再建をどのように進めていくのかが重要になるとの
ご意見がありました。また民族というアイデンティティのみで国を考え、国を奪い合う、構図の先には
和平は訪れないのではないか、多様な民族が共存していくためにはどうしたらよいのか?など活発な質問や意見が出ました。

NGO「ジュマ・ネット」では9月?3ヶ月間、バングラデシュのコサックバザール県で緊急支援を開始、
9月28日には第1回目の食料物資の支援を2,600世帯に配布しましたとのこと。

ジュマ・ネット HP: http://www.jummanet.org/notice/2017/10/1-1.html


日本に暮らす私たちができることは何か。
WE21ジャパンでは今後も、メディアだけでは知ることのできない世界の問題について学びや発信の機会を設けていきます。
今日の報告会には23人の参加があり、ロヒンギャ難民の問題をどう捉え、関わっていったらよいのかなど、
活発な議論を行なうことができました。ご参加ありがとうございました。


---- 報告会概要 -----

日時:2017年10月5日(木)10:30-12:30(開場10:00)

講師:下澤 嶽 さん
    (ジュマ・ネット共同代表、静岡文化芸術大学文化政策学部国際文化学科学科長)
      <講師プロフィール 下澤嶽さん>
       特定非営利活動法人シャプラニール=市民による海外協力の会事務局長、特定非営利活動法人国際協力NGOセンター事務局長などを歴任。現在は、静岡文化芸術大学で教鞭を取る傍ら、バングラデシュの先住民族ジュマの人々に協力する国際協力NGOジュマ・ネットでの活動を通じて、平和構築のための活動を展開している。

会場:かながわ県民センター 301号室(90人室)

主催:認定NPO法人WE21ジャパン

rohinga_chirasi.jpg

PDFはこちら

2017年10月04日 |



10月16日の「世界食料デー」、17日の「貧困撲滅のための世界デー」に寄せて、世界の貧困が生まれるしくみ、「世界」と「私」のつながり、そして私たちが普段の暮らしの中でできることを考えるキャンペーンを実施しています。

神奈川県を中心に広がる55の「WEショップ」を中心に、キャンペーン期間中の売上金の寄付、海外で活動するNGOスタッフによる講座の開催、写真・パネル展示等を行い、多くの方たちに関心を持っていただく機会をご用意しています。

わたしたち一人ひとりが貧困をなくすために何ができるのか・・・
イベントに参加して考えてみませんか?

*各地域NPOのキャンペーン内容はこちら(2017年10月4日更新)
2017年度貧困なくそうキャンペーン 各地域NPOキャンペーン内容.pdf

2017hinkoncampain.jpg

「貧困なくそうキャンペーン2017」は
◆世界食料デー月間2017 みんなで食べる幸せを◆と連携しています。

10月16日世界食料デーを中心に、10月の1か月間食料問題の解決に向けたキャンペーンが行われます。
詳しくは → http://www.worldfoodday-japan.net/

2017年10月04日 |