文字の大きさ

民際協力

【民際協力】こんな活動をしています!―民際協力ニュース2013年冬号

「民際協力ニュース」では、先住民族の人びとの命と暮らし、文化を守る活動について、
活動の進捗や人びとの様子などを伝えます。
これまで事業ごとに発行していたお便りを一つにまとめ、年2回(夏・冬)にお届けしていきます。

民際協力ニュース☆2013年冬号


※WE21ジャパンがフィリピンで進める民際協力について

WE21ジャパンでは、アジア地域の人びとと経験を分かち合い、交流する中から平和な社会をつくっていきたいと、
2000年に初めてフィリピンのベンゲット州を訪れて以来、そこに暮らす先住民族の人びとと交流を深めています。

ベンゲット州は首都マニラから車で8時間ほど北上した標高1500m級の山岳地域にあり、都市バギオは大統領の避暑地としても有名です。一方、先住民族の人たちが多く暮らす地域でもあり、近年、森林伐採や鉱山資源の開発に伴って生活環境が悪化しています。

現在は、植林、生活向上、鉱山開発、フェアトレードの分野で4つの事業を進めています。

・災害復興をめざしたコーヒーの森づくり
・失われた森林と暮らしを取り戻す―ベンゲット・グリーン・アクション
・ジンジャーティ・フェアトレード
・ベンゲット復興基金

<フィリピンでの民際協力を応援していただける「民際協力サポーター」も募集しています!>


サポーターになっていただいた方には、
会報誌「めぐりめぐる」(年4回)、メールマガジン(月1回)に加えて、
民際協力ニュース(年2回)をお届け致します。

2012年12月27日 |



【民際協力】8/24講座「スモールマーケットの可能性」―海外の現場から「食」の問題を考える

=「世界食料デー」月間2012プレイベント=
つくる人、食べる人、顔の見える「スモールマーケット」を考えよう!

食料デー月間チラシ トリミング.jpg

WE21ジャパンは、NGO・国際団体による世界の食料
問題を考えるキャンペーン「世界食料デー」月間に呼び
かけ団体として参加しています。
この度、プレイベントとして8月24日(金)に横浜で講座を
開催することになりました。

食から見た世界の貧困、についてご関心のある方、
一緒に考えませんか?


日時:2012年8月24日(金)13:30-16:40

会場:かながわ県民活動サポートセンター 403室


内容:東日本大震災によって、特に高齢者や障害者など、社会的に弱い立場に置かれている
   人たちに食べ物を届けるしくみを考えることがニュースなどでも伝えられました。

   世界においても「食」は人びとの「貧困」と深い関わりがあります。

<前半>勝俣誠さん(明治学院大学国際平和研究所(PRIME)所長)
   平和をつくる上での食べもの重要性や、人々が食べものなどを求めて集まるマーケットが
   果たす役割について(巨大資本によるマーケットではなく、顔の見える「スモールマーケット」
   を中心に)。

   【勝俣誠さん プロフィール】
      明治学院大学国際平和研究所(PRIME)所長。1969年早稲田大学経済学部卒業、
      1978年パリ第一大学開発学博士課程卒業。西アフリカ・セネガルのダカール大学客員教授、
      カナダ・モントリオール大学招聘教員などを経て現職。日本国際開発学会常任理事。


<後半>WE21ジャパンの地域組織「WE21ジャパン地域NPO」が支援する地域で
   実際に行われているスモールマーケットの取り組みを紹介。
   ※インドでのスモールマーケットの取り組み(WE21ジャパン・インド支援連絡会)


参加費:500円 

定員:60名(お申込み先着順)

※2012年8月17日(金)締め切り
 
お申込み:WE21ジャパン(担当:民際協力室 森田)宛てに、
氏名・所属(あれば)・連絡先を明記の上、FAX又はメールでお申込ください。   
     
特定非営利活動法人 WE21ジャパン FAX:045-440-0440 E-mail:shien@we21japan.org

***************************************************************************************************
主催:特定非営利活動法人 WE21ジャパン
共催:特定非営利活動法人 アフリカ日本協議会

2012年07月25日 |



【民際協力】コーヒーの森づくり事業「コーヒーの森だより」(第6号)

「コーヒーの森だより」(第6号)をお届けいたします。

今回は、フィリピン・ベンケット州におけるコーヒーのアグロフォレストリー栽培による、

災害に強いコミュニティ作りの2年目について進捗状況をお伝えします。


コーヒーの森だより第6号(2012年7月).pdf


炭・木酢液づくりの釜
炭・木酢液づくり釜.JPG

被災後の再定住地
被災後の再定住地.JPG

2012年07月24日 |



【民際協力】ジンジャーティだより(第3号)発行

2012年2月に行なったスタディツアーでは、
ジンジャーティの生産地を訪ね、民泊をしながら住民組織との交流を行いました。

参加者からの報告と感想、写真をご覧ください。
ジンジャーティだより(第3号)(2012/4/27).pdf

2012年05月05日 |



【民際協力】鉱山開発地域の環境活動「先住民族の命と暮らしだより」第3号発行

「先住民族の命と暮らし」だより(第3号)をお届けいたします。

WE21 ジャパンでは、2012 年2 月8 日‐14 日、
フィリピン・ベンゲット州の現地の状況や
WE21 ジャパンの取り組みを知っていただくために、スタディーツアーを実施しました。

その中で訪問した、小規模鉱物採掘地域の様子について、
参加者から訪問報告をお届けいします。

この地域は、鉱山開発を行なっていた企業が去った跡地で、
今も、労働者が坑道を掘って採掘を行っています。

「先住民族の命と暮らし」だより(第3号)(2012/4/13).pdf

P1050430.JPGのサムネイル画像

2012年04月19日 |



【民際協力】コーヒーの森づくり事業「コーヒーの森だより」(特別号)

「コーヒーの森だより」(特別号)をお届けいたします。

WE21 ジャパンでは、2012 年2 月8 日‐14 日、

フィリピン・ベンゲット州での現地の状況や
WE21 ジャパンの取り組みを知っていただくために、
スタディーツアーを実施しました。

その中で訪問した「コーヒーの森づくり事業」の地域の様子について、
参加者から訪問報告をお届けいします。

「コーヒーの森だより」(第5号)(特別号)(2012/4/16).pdf

P1050513.JPG

2012年04月19日 |



【民際協力】東日本大震災支援 これまでの取り組み(2011年3月ー2012年3月)

原発や放射能汚染の問題が今だ収束しない中、震災発生から1年が経過しました。

この間、WE21ジャパン・グループで行ってきた震災からの復興支援活動について、ご報告いたします。

「震災募金」現地NPOへの寄付を通じた復興支援

WEショップ店頭での募金・寄付募集
WEショップ店頭などで「震災募金」として寄付を募り、
宮城県、福島県などで復興支援活動を進めるNPOへ寄付する形で、
被災された方々への支援を行ってきました。

おだわら募金箱.jpg
WEショップに設置した募金箱

復興支援支援イベント「みんなでバザー」
2011年4月には、海老名市の海老名中央公園で寄付品販売イベント
「みんなでバザー」を開催し、収益全額を同様に寄付させていただきました。

販売.JPG

2011年3月から2012年3月までの間に皆様からお預かりした募金・寄付の総額は、4,118,223円。
これらをすべて、以下の3つのNPO/事業に等分して寄付させていただきました。

【震災募金の寄付先】
◆「東日本大震災 支援活動まとめて募金」
 (運営:NPO法人 国際協力NGOセンター(JANIC)) 
◆「東北広域震災NGOセンター」
 (事務局:認定NPO法人 国際ボランティアセンター山形(IVY)) 
◆「いわき市小名浜における3・11大震災からの自立復興プロジェクト」
 (NPO法人 ザ・ピープル)


復興活動の様子を知り、これからできることを考える報告会
2011年8月、11月には、NPOのスタッフをお招きして報告会を開催、
2012年3月には寄付先の一つである「東北広域震災NGOセンター」の事務局
「国際ボランティアセンター山形(IVY))」を訪問して活動の様子を見学、

復興の様子や被災された方々の思いにふれ、
これから私たちに何ができるのかを考える機会をもちました。


その他、被災地の物産品や手工芸品の販売
被災地からの物産品の販売や、
被災した女性たちが現金収入を得るために作り始めたブローチなどの販売を通じて、
支援を行っているWEショップもあります。
(寄付先は、WEショップを運営するNPOが独自で支援している場合もあります。)


東日本大震災後の持続可能な社会づくりに向けた考え方

2011年9月、東日本大震災後の持続可能な社会に向けて、
WE21ジャパンでは以下のような考え方に基づき、今後の活動を進めていくことを決定しました。

◆脱原発と核兵器廃絶を通じた「核のない世界」の実現
◆国を超えた市民の連帯を作る
◆再生可能なエネルギーへの転換

また、再生可能なエネルギーへの転換を、
市民としてどのように進めていけばよいのかをともに学び、仲間を増やしていくため、

◆講座「安心して暮らすために私たちにできること―自然エネルギーへのシフトに向けて」(2011年9月)  
◆署名呼びかけ「さようなら原発1000万人アクション?脱原発・持続可能で平和な社会をめざして」
                                   (2011年9月?2012年2月)
  
を実施しました。

何十年にもわたる復興にむけて、WE21ジャパンとしてできる支援を今後も行っていきたいと考えています。

2012年04月11日 |



【民際協力】3/24講座「フィリピンの現場から‐暮らし・資源・開発について考える」【報告】

フィリピンの現場から‐暮らし・資源・開発について考える

誰かに支えられている私たちの暮らし。それがその犠牲によって成り立っていたら・・・。


フィリピンで起きている鉱山資源開発の問題について、
WE21ジャパンとFoEジャパンが現地報告を交えた報告を行い、
私たち、そして現地の人びとの、暮らし・資源・開発について考える講座を開催しました。

kouzan.bmp
フィリピン 鉱山開発地域での環境修復活動


FoEジャパンの委託研究員(開発金融と環境チーム)、波多江秀枝さんから、
パラワン州で行われているニッケル採掘・製錬事業(コーラル・ベイ・ニッケル事業)地での
先住民族の暮らしや環境への影響について、お話いただきました。

その後、WE21ジャパンから、ベンゲット州で行っている鉱山開発地域の環境活動として、
炭を利用した土壌改良や植林のための苗木づくりについて、報告を行いました。

パラワン州、ベンゲット州で起きている鉱山資源開発で共通していることは、
関連性はまだ明確ではないものの、
開発地域の環境に影響を与え、それが先住民族の人びとの暮らしへも影響を与えていること、
そして、開発するプロセスに住み暮らす住民の意思が反映されていないことなど、です。

私たちは電化製品や携帯電話のない暮らしに戻ることはできません。
銅やニッケルという目には見えにくい鉱物資源の開発の裏で何が起きているのか、
知り、まわりの人たちに伝えていくこと、
省資源で暮らしていくこと、などが必要であることなどが共有されました。

*~*~*~~*~ 講座概要*~*~*~*~*~~~*~*~*~*~*~*~*~*~*

【日時】 3月24日(土)13:30?16:30 (開場13:00)
【場所】 横浜市社会福祉センター 大会議室8A・8B(横浜市健康福祉総合センター内)    
     JR京浜東北線桜木町駅下車すぐ 
      →会場地図はこちら
【内容】 1.生活と環境、開発跡地の回復・鉱山問題への取り組み    
        報告者:WE21ジャパン
      2.フィリピンの鉱山開発と日本のつながり・課題
        報告者:FoE Japan 委託研究員(開発金融と環境チーム)波多江秀枝さん
【参加費】 一般:500円
      WE21グループ、FoE Japan、A SEED JAPAN 会員:300円
【主催】 特定非営利活動法人 WE21ジャパン
【協力】 国際環境NGO FoE Japan国際青年環境NGO A SEED JAPAN

☆当日の動画はこちらでご覧ください。
http://www.ustream.tv/channel/we%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%97-tv
 講座チラシ:3/24WE21ジャパン・フィリピン講座チラシ.pdf

~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

◆WE21ジャパンの鉱山問題への取り組み:
http://www.we21japan.org/we-news/2012/01/2.php

※WE21ジャパン本活動助成:公益信託 アジア・コミュニティ・トラスト特別基金
             「アジア民衆パートナーシップ支援基金

◆FoEジャパンの鉱山問題への取り組み:
http://www.foejapan.org/aid/#aidtop

2012年03月26日 |



【民際協力】「ミンダナオ台風被害救援募金」を呼びかけています。


2011年12月16日(金)、フィリピンのミンダナオ島に上陸した台風は
多くの死傷者や行方不明者を出しています。

死者数976人、負傷者数1,603人、行方不明者数46人にのぼり、
総被災者数276,400人(49,441世帯)との報告があります(政府発表12月21日)。

政府支援は主に市内の避難所にいる人びとを対象としているため、
市の中心から離れた地域の半壊した家や、
避難所に入らずに近隣の家に避難している人への支援が不足しているそうです。


WE21ジャパンでは、日本とフィリピンのNGOの協働推進に取り組む
「日比NGOネットワーク(JPN)」が行っている被災者支援のための募金活動に賛同し、
ご寄付を呼びかけています。

皆様のご協力をよろしくお願いいたします。


2011年ミンダナオ島を襲ったフィリピン台風21号(センドン)被災者支援活動
被害状況、支援活動、ご寄付方法などは、JPNのHPをご覧ください。
http://jphilnet.org/emergency/


※WE21ジャパンはJPNの正会員です。
  JPNは、フィリピンの貧困削減、環境保全、人権擁護等のため、連携して活動しています。

2012年02月01日 |



【民際協力】フィリピン 山からのおくりもの"ジンジャーティー" 生産地訪問

WE21ジャパンでは、フィリピン・ルソン島北部ベンゲット州の村で
生産された「ジンジャーティー」(しょうが糖)を、労働に見合う適切な価格で
買い取って販売することで、生産者の生活向上を支援しています。

2011 年11 月、WE21地域NPOのメンバーが、
ジンジヤーティーを生産しているパートナー団体の一つ「ダイヨコン」と、
コーディネートをお願いしているNGO「イヤマン」を訪問し、
メンバーの1人が現地の様子について報告文と写真を寄せてくれました。

詳しい内容や豊富な写真を、こちらからご覧いただけます。

ジンジャーティーだより
「ジンジャーティーだより」第2号(2012/1).pdf
「ジンジャーティーだより」第1号(2011/3).pdf

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

◆母子の健康を守るために始まったジンジャーティーづくり

ベンゲットの山岳地域では電気、ガス、水道のインフラも十分に届かず、
病院、診療所といった施設も遠く十分な医療を受けることができません。
そこで病気の予防と母子の健康を守るために「母子保健プログラム」が始まりました。

鍼や灸、マッサージとともに風邪の予防として使われているのが、
今、フェアートレード品として販売しているジンジヤーティー(しょうが糖)です。

作り方はとてもシンプル。
すりおろしたショウガを絞った生姜汁と粗製糖を丹念に煮詰め、顆粒状にしたものです。

スタディーツアーに行ったメンバーがお土産として買い求めてきたものが、
身体にも良く、おいしいと評判になりフェアートレードによる支援事業が始まりました。

2009 年から、ウバパス、ダイヨコン、ランパダという3 つの住民組織よって製造され、
現在月に400 本輸入して各ショップ、イベントなどで販売しています。

ginger.jpg
ジンジャー畑

◆パートナー団体「ダイヨコン」訪問 ジンジャーティー売上の一部を村のヘルスファンドへ

ベンゲット州の州都、ラ・トリニダットからジプニーに乗って2 時間余り、
山間部にあるのがビリング村の住民組織「ダイヨコン」、若い世代の入植者が多い村です。

村では1グループ13 人で、4 グループが交代で、
1 日に15 kgのジンジャーティーを生産しています。

生姜は家庭での栽培のほか、山の斜面の畑にもたくさん植えられています。
年に2 回収穫し、保存して使っています。

村ではサヨーテ(ハヤトウリ)を単一作物として栽培し販売しているため、
台風による土砂崩れや、棚の崩壊などの被害により、現金収入が途絶えることもあります。

そこで住民組織では、ジンジヤーティーの売上の一部をヘルスファンドとして積み立て、
町の病院にかかる時の費用や交通費、出産費用などに貸し出しています。

地域にある資源を有効に使い、収入を生み出し、住民組織が元気に活動しています。

dyokon.jpg
集まってくれた「ダイヨコン」のメンバー


◆コーディネートNGO「イヤマン」訪問?広がる地域のつながりや交流

イヤマンは、ラ・トリニダットに事務所を持ち、大学生の奨学金制度、環境教育、
有機農業などを山岳地域で行っているNGO です。

村で作られたジンジヤーティーはイヤマンの事務所に運ばれ、
袋詰め、梱包され日本へと送られてきます。

リーダーのビリンダさんを中心に、スタッフ、学生たちが作業をしてくれています。
作業を見ていた近くの住民が、
・日本に輸出していることでジンジヤーティーに興味を持ち始めた、
・学校で紹介したことにより、他の地域の住民につくり方の指導をすることになった、

という話も聞けました。

「イヤマン」を中心にしてもジンジヤーティーが広がりを見せています。
ジンジヤーティーを運んでくる生産者の村の人たちとつながりができ、
作業を通して学生たちの交流が深くなるなどと、良い効果も生まれているようです。


◆ジンジャーティーづくりを通したエンパワーメント

住民組織の人びとが学ぶ機会を得て自信を付け、
一緒に活動することでコミュニティがまとまり、
活動を広げていくことで力を付けていく姿は、
まさに私たちが目指すエンパワーメントだと思います。

2012年01月19日 |